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Como Sense

常識(Common Sense)から何かが欠落した、そんなブログ。

お笑いは音楽だ(前編)。

僕はお笑いが好きでしてね。

 

まぁ他にこれと言って趣味がなくて、自己紹介で趣味を言うときとかに困らないように、とりあえず「お笑い好き」ということにしています。

 

だって休日何してるのとか聞かれて素直にオナニーしてますとか言うわけにもいかないじゃないですか。そこから「え?ちょっと詳しく聞かせて!」とか言われて、もじもじしながら好きなAV女優とかシチュエーションとか話すのも気持ち悪いだけだし、そのあと薄暗い部屋に連れていかれたりしたら怖いじゃないですか。他にも、ブログ書いてますとか言ったら、教えてよって流れになってこんなブログ読まれたらドン引きされるに決まってるじゃないですか。だからと言って無趣味ですとか言うのも話が広がらなくてつまんないし。キャラ作りですよキャラ作り。あまりお笑いを趣味として挙げる人はいないけど、ギャンブルとかと違って一般的に悪いイメージはないと思うので、結構使いやすくて気に入ってます。

 

キャラ作りとは言っても、幼少期は吉本新喜劇を見て育ち、学生時代はオンエアバトルを見て過ごしたので、人並み以上はお笑いに精通している*1と思います。実際に休日はずっとネタ見て過ごしてるし、月一ペースでライブ行ってるし。

 

余談ですけど、M-1とかキングオブコントとかの賞レースで各芸人のネタに点数がつけられて、高得点がつけられると「おおおぉっ!」ってなるじゃないですか。あのときエクスタシーに達して軽くイッちゃうんですけど、これって僕だけですかね。鳥肌やら何やらいろんな部分がたっちゃいますよね。学生時代はオンバトを録画してバケツの計量シーンを何回も繰り返し見て興奮してました。オンバト復活してくんねぇかなマジで。

 

オンバトといえば最近NHKで火花が放送されているみたいですね。まぁ僕はNetflixで試聴済みなので別にいいんですけど。ああいうの見ると芸人かっこいいなぁって思っちゃうんですよね。自分もお笑いやりたいなぁって。

 

 

本題に入ります。ここ最近で僕が思ったことは『お笑いは音楽だ』ということです。つまりお笑い芸人はミュージシャン。ネタ作って(作詞作曲)、小道具(楽器)使っていっぱい練習して、お客さんに披露して楽しませるエンターテイナー。

 

突然ですが、みなさんは何を判断基準にして「あ、この曲好き!」と思いますか。歌声とかメロディとかリズムとかが気に入るというのはありますが、歌詞きっかけでお気に入りになることはあんまりないと思います。

歌詞の内容って、家でゆっくりカフェインの入った飲み物を片手に聴いているときに、しみじみと心に響いてくることはあるかとは思いますが、この曲聴きたいと思うのに歌詞ってあまり重要じゃないと思うんですよ。歌詞の内容が意味不明でも曲がいいから何回も聴いてしまう曲ってありますよね。インスト聴きますよね。英語分かんないのに洋楽聴きますよね。

お笑いに関しても、ついつい笑ってしまうネタっていうのは、テンポのよさとか絶妙な間とか声の張り具合とか、そういう音楽の要素が入ったネタだと思うんですよ。僕もそういったネタは何回も見てしまいます。

ベテランとか中堅の芸人さんってそういう音楽に関する技術が優れているだけで、正直なところネタの内容って取り立てておもしろいこと言ってるわけじゃないんですよ。もちろん、ネタの内容がおもしろい人はいますけど。紙にネタの内容を書いてみてください。大したこと言ってないですから。でも、それだけでお笑いは成立するし、お客さんも笑うことはできてしまうんです。ネタの内容なんてあまり重要じゃないんです。

ただ、僕は若手芸人の練りに練って作られたネタのほうが好きです。意外性のある展開だとか斬新な設定だとか、目の付け所に関してはベテランよりも若手のほうが数倍すごいです。

 

 

1か月くらい前の話で今さらなんですけど、 R-1ぐらんぷりってあったじゃないですか。最終的にはピューと吹く!ジャガーでおなじみのhide郎さんが優勝したんですけども。

どれだけネタを練ってしっかり間違えずにやり遂げたとしても、勢いのあるやつには勝てないと痛感しました。結局は会場を盛り上げたもん勝ちなんですよ。あんな「緊張と緩和」を見せつけられたら盛り上がらないわけないじゃないですか。あぁなんてこったい。

そもそもお笑いのネタを点数で評価するって難しいと思うんですよ。特にR-1ぐらんぷりなんか一人だったら何でもアリなわけじゃないですか。ネタのジャンルなんてバラバラで、フリップ芸とか漫談とかモノマネとかいろいろあって、他のネタとどう比較して採点したらいいのかなんてわかんない。J-POPとヒップホップとクラシックを聴かされて、さぁどの曲が良かったかなんて言われても結局は人の好みになっちゃうわけで。

そうなると、いくらお笑いに精通したベテランとは言っても審査員も周りの空気に影響されちゃって、会場が一番笑いに包まれているやつがおもしろいと判断するようになってしまうんじゃないんですかね。僕もオンエアバトルの審査員をしたことありますけど、リアルタイムで見たときは笑っちゃって票を入れたんですけど、後で冷静にオンエアを見たらそこまでじゃなかったってのありますもん。

 

 

ドラマのテーマ曲とかCMで流れる曲だとか、何度も耳にする曲ってなんだかいい曲だなって感じることってありませんか。そりゃいい曲だからそういうのに起用されるってのもあるかもですけど。

芸人も最近よくテレビで見る芸人って今はこういうのがおもしろいんだって刻み込まれてやいませんか。何も考えずに脊髄反射的に笑ってしまってませんか。もちろん実力でテレビに出られるようになった人もいるでしょう。でももし本当に実力をつけてテレビに出られたなら今後も出続けられるはずでしょう。単純に今がそういうのが流行る時代だっただけじゃないんですか。

 

で、そういった一般の方々が会場の雰囲気を作っているわけです。審査員も会場の盛り上がり具合を加味すると思います。そりゃあ一般受けが良くて会場が一番盛り上がるようなアップテンポなネタをするノリにのったやつが勝ちますやん。そこまでが戦略というのなら流石です。

 

あのー、今テレビでよく見る芸人ってホントにおもしろいと思って笑ってますか。「なんかよくわからんけどおもしろいっぽいからとりあえず笑っとこ」ってなってませんか。意味不明なこと、自分には理解できないことを「シュール」だとか「深い」だとかの一言で片づけてやいませんか。最近芸人の前で芸人がネタをやるっていう機会もあって、芸人が笑っているんだから自分の理解が及ばずともこのネタはおもしろいんだって勝手に判断してしまって笑ってませんか。これ、僕にも言えることなんでブーメランなんですけどね。

例えばピカソゲルニカを見て、「こんなんただのラクガキやん」とか思っても、美術の教科書に載ってるし世界的に有名らしいし、よくわからんけど芸術がわかってないような人やと思われるのイヤだっていう懸念からすごいと言っちゃうことないですか。

しっかりしてください。あなたの理解できる範囲で素直に笑っていいんです。

だから僕は一番好きな芸人にラーメンズを挙げる人はあまり信用できません。「ラーメンズが好きとか言うなんて、俺お笑いについて分かってるやろ」感がすごいです。虫唾がシャトルランします。もちろん本当に好きな人はいるんでしょうけど。僕はラーメンズのコントは高尚すぎてギリギリ理解できません 。サンドウィッチマンが好きという人のほうがよっぽど信用できます。なぜサンドウィッチマンはあんなに人気があると思いますか。伊達ちゃんのおでこが味付け卵みたいでおいしそうだからです。味付け卵が嫌いな人なんて卵アレルギーな人くらいでしょ。ラーメンとかサンドウィッチとか味付け卵とか見てたらおなかすいてきました。

 

 

とまぁ長くなってしまいましたがこんな感じで最近のお笑いというものにメスを入れたワケですけども、まだまだ言いたいことはあるので、次回に続きます。というか、今後お笑いについては随時書いていきたいです。ところで「メスを入れる」という表現は合っているのでしょうか。メスは入れられる側ではないのでしょうか。

 

 

(脚注の正しい使い方を覚えました。)

 

 

*1:せい-つう【精通】

① ある物事について詳しく知っていること。物事によく通じていること。

② 男子の初めての射精。

当然ここでは①の意味。(goo辞書より)